港区出張リハビリトレーナーが勧める四十肩、五十肩対策

腕が上がらなくなった」「夜中に肩がズキズキ痛む」「服の着脱がつらい」——
これらは**四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)**の典型的な症状です。

加齢や運動不足、肩の酷使などが引き金となり、40代以降の多くの方が経験すると言われていますが、正しい知識とアプローチがあれば、進行を防ぎ、改善を目指すことも十分可能です。

このブログでは、港区で実際に私が提供している出張リハビリの経験をもとに、四十肩・五十肩への正しい理解と、日常でできる具体的なトレーニングをお届けします。


四十肩・五十肩とは?|医学的な定義と原因

正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節まわりの筋肉や腱、関節包が炎症を起こすことで、痛みや可動域制限が生じます。

主な原因:

  • 加齢による腱や筋の劣化
  • 長年の姿勢不良や運動不足
  • 肩を酷使する仕事・スポーツ習慣
  • 血行不良やホルモン変化

症状は段階によって異なる

四十肩・五十肩は「自然に治る」と思われがちですが、適切な対応を怠ると、可動域制限が残る・痛みが長引くといった後遺症を招くことも。

🔹 急性期(痛みが強い)

・安静時痛、夜間痛が特徴
・無理に動かすのはNG。アイシングや痛み管理が優先

🔹 慢性期(痛みが和らぎ始める)

・可動域制限が目立つ
・ここから本格的なリハビリ開始

🔹 回復期

・可動域改善と筋力回復が中心
・正しいトレーニングで再発予防も可能に


出張リハビリのメリット

  • ご自宅で無理なく継続できる
  • 炎症や筋バランスをプロが判断し、最適なタイミングで運動開始
  • 姿勢や生活習慣の見直しもサポート

四十肩・五十肩 対策トレーニング|段階別エクササイズ

【第1段階】急性期|痛みを悪化させない工夫

■ アイスパック&安静サポート

・1回15分、1日2〜3回を目安に冷却
・無理なストレッチや強引な可動は避ける

■ 肘・手首の運動

・肩は休めつつ、他部位を動かして血流を促す
・軽いグーパー運動や前腕回しなど


【第2段階】慢性期|可動域回復と筋バランスの調整

■ クロスボディストレッチ(肩の後方組織に)

やり方:
反対の手で痛い側の肘を引き寄せ、肩後面を伸ばす
→ 痛みの出ない範囲で20秒キープ×2回

■ テーブルスライド(前方・横方向)

やり方:
テーブルの上に手を置き、滑らせながら前方や横に伸ばす
→ 動作はゆっくり・呼吸を止めない


【第3段階】回復期|筋力と安定性を取り戻す

■ チューブトレーニング(インナーマッスル強化)

ターゲット:
棘上筋、棘下筋、小円筋などのローテーターカフ

種目例:
・外旋運動(チューブを引いて腕を外側に回す)
・内旋運動(逆に内側に)

→ 10回×2セット、痛みがなければ徐々に負荷を上げる


■ 肩甲骨エクササイズ(姿勢の土台を整える)

例:壁スクイーズ
・壁に背中をつけて立ち、肩甲骨を寄せる意識で肘を引く
・肩をすくめないよう注意


+α:体幹・姿勢トレーニング

肩の負担を減らすには、正しい姿勢と重心コントロールも重要。

■ キャット&カウ(背骨の柔軟性向上)

・四つん這いで背骨を丸めたり反らせたりを繰り返す

■ ドローイン(腹横筋の活性化)

・仰向けでお腹を軽くへこませ、コアを安定させる練習

他にも港区出張リハビリトレーナーが勧める小児麻痺の方のトレーニングというブログもございます。是非ご覧下さい。

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