港区出張リハビリトレーナーが勧める巻き肩改善トレーニング

今回のテーマは「巻き肩改善」。最近、姿勢の崩れや肩こり、猫背などに悩む方からの相談が非常に多く、その中でも「巻き肩」は特に見逃せない問題です。

巻き肩は見た目の印象を悪くするだけでなく、肩こりや首こり、頭痛、さらには呼吸の浅さや自律神経の乱れにもつながります。今回は、港区で実際に私が出張トレーニングとして提供している「巻き肩改善のためのステップ」と、具体的なエクササイズをご紹介します。


巻き肩とは?何がいけないの?

巻き肩とは、両肩が前に入り込んでいる状態を指します。正面から見ると肩が内側に巻かれ、背中が丸くなっている姿勢が特徴です。

主な原因は以下のとおりです:

  • 長時間のデスクワーク、スマホ操作
  • 猫背や胸の筋肉の硬さ
  • 肩甲骨周囲の筋力低下
  • 姿勢への意識不足や運動不足

巻き肩になると、肩甲骨が外側に広がり、胸が縮こまり、首や背中にも悪影響を及ぼします。その結果、筋肉のバランスが崩れ、慢性的な肩こりや疲れが取れにくくなってしまうのです。


巻き肩を放っておくとどうなる?

  • 首・肩のコリが慢性化
  • 頭痛や眼精疲労の原因に
  • 呼吸が浅くなり疲れやすくなる
  • バストラインや背中のたるみなど見た目の崩れ

逆に言えば、巻き肩を改善することで、これらの悩みが一気に解消される可能性もあります。


巻き肩改善には「ほぐす」「動かす」「整える」の3ステップ

効果的な改善には、次の3つのステップが必要です:

  1. 筋肉をゆるめる(胸・肩前面のリリース)
  2. 肩甲骨を正しく動かす(可動域アップ)
  3. 姿勢を保つ筋肉を鍛える(固定と安定)

巻き肩改善トレーニング:ステップ別メニュー

ステップ1:前側の筋肉をゆるめる

■ 大胸筋・小胸筋ストレッチ

やり方:
・壁に片肘をつけて胸を開くように上体をひねる
・20〜30秒キープ、左右各2セット

効果:
胸の縮こまった筋肉を伸ばし、肩が自然と後ろに戻る感覚をつくる


■ フォームローラーで胸のリリース

やり方:
・フォームローラーの上に仰向けに寝て、両腕を広げた状態で深呼吸
・胸が自然に開いていくのを感じる

ポイント:
胸郭を開き、呼吸を深くする効果もあり


ステップ2:肩甲骨を正しく動かす

■ 肩甲骨回し

やり方:
・肩に指を置き、肘で大きな円を描くように前後10回ずつ回す

目的:
固まりがちな肩甲骨の動きを回復し、可動域を広げる


■ 壁スクラップ(肩甲骨内転運動)

やり方:
・壁に背中と頭をつけて立ち、腕を「W」の形に
・肘と手を壁につけたまま、上にスライドし、また戻す
・10回×2セット

注意点:
肩がすくまないように意識しながら行う


ステップ3:姿勢を整える筋肉を鍛える

■ バンザイ運動(スキャプラプレーン)

やり方:
・45度前方に手を伸ばし、肩甲骨を意識しながら腕を上げる
・5秒キープ×10回

目的:
僧帽筋下部、前鋸筋を活性化し、肩甲骨の安定性を高める


■ ドローイン+プランク(体幹強化)

やり方:
・腹式呼吸を意識しながらプランク姿勢をキープ(20〜30秒)
・慣れてきたら手を前に伸ばすなど、バリエーションを加える

効果:
体幹が安定し、正しい姿勢を保ちやすくなる


巻き肩改善に役立つ日常のポイント

1. スマホ・PCの高さを調整

目線の高さに画面を置くことで、肩が前に出る姿勢を防ぎます。


2. 座り方の見直し

・骨盤を立てる
・膝は90度
・背もたれに頼りすぎず、腹筋を軽く使う意識を


3. 深呼吸と肩の脱力

定期的に深呼吸し、肩を上下に動かしてリラックスする時間をつくることで、筋緊張の蓄積を防ぎます。

他にも港区出張リハビリトレーナがー勧めるストレートネック改善トレーニングというブログもございます。是非ご覧下さい。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です