港区出張リハビリトレーニング、エーラス・ダンロス症候群の方のトレーニング
エーラス・ダンロス症候群(Ehlers-Danlos Syndrome、以下EDS)は、遺伝性の結合組織疾患であり、コラーゲンの異常により関節の過可動性・皮膚の過伸展性・血管の脆弱性などが見られる病気です。
EDSをお持ちの方は、外見的には「体がやわらかい」「ストレッチが得意」などと誤解されがちですが、実際にはその柔らかさゆえに日常生活に大きなリスクを抱えています。
たとえば:
- 膝や肘が簡単に外れる(亜脱臼)
- 日常動作で関節や靭帯を痛めやすい
- 姿勢を保持するのがつらく、すぐに疲れる
- 頭痛や起立性調節障害などの自律神経症状もある
この記事では、港区を拠点に出張で行うEDSに特化した安全で実践的なトレーニング・リハビリ方法について、詳しくご紹介していきます。
出張で行うEDS向けトレーニングの強みとは?
1. 自宅という「最も自然な環境」で体を守る力を育てる
EDSの方は、特に姿勢制御が難しいため、長時間座る・立つといった「当たり前のこと」が負担になりやすいです。出張型では、自宅の椅子・床・ベッドなど日常の道具や動作に即した方法で改善できるのが最大のメリットです。
2. ジムでは対応できない「制限と柔軟性のバランス調整」
EDSの方は筋トレに対して慎重であるべきです。負荷が強すぎれば脱臼・炎症、負荷が弱すぎれば筋力低下が加速します。
そのため、EDS特有の「不安定な関節を安定させる」トレーニングは、現場の判断力と段階的アプローチが必須です。
EDSに対するパーソナルトレーニングの基本原則
原則①:脱臼・過伸展を起こさせないフォームと指導
- 可動域制限は意識的に設定
- ロックアウト禁止(関節を伸ばしきらない)
- 筋出力は8〜10割ではなく5〜6割程度で十分
原則②:「正しい安定性」が最優先
EDSは「関節が自由に動く=動きすぎる」状態です。だからこそ、運動の目的は「筋肉を大きくする」ことではなく、関節を守る筋肉を再教育することです。
原則③:神経系と感覚統合へのアプローチ
EDSでは固有感覚(自分の体の位置を知る感覚)が弱いため、関節位置を把握する「意識づけトレーニング」が重要になります。
実際の出張トレーニング内容(段階的アプローチ)
STEP1:評価とスクリーニング
- 関節の可動域(Beightonスコア含む)
- 日常生活の中での不安定感チェック
- 起立時の自律神経反応(POTS傾向)
- 筋出力・バランス能力の評価
STEP2:呼吸と体幹の安定性トレーニング
EDSの方は体幹が不安定なため、まずは「内圧(腹圧)」を使った姿勢保持力を養うことから始めます。
例:
- 呼吸+腹横筋活性エクササイズ(ブレーシング)
- スフィンクスプランク(肘と膝を使った低負荷体幹安定)
- 四つ這いキャットアンドドッグ(体幹と背骨の感覚入力)
STEP3:関節安定性と正しい可動域の獲得
- ローテーターカフ強化(肩の安定)
- ヒップヒンジ練習(腰を守るための股関節主導動作)
- 膝関節支持筋(内側広筋・ハムストリングス)強化
- 中殿筋・大臀筋活性(骨盤の安定性)
補足:
- 常にフォーム重視。ミラー確認も有効
- 最大可動域を使わず、あえて「短く・小さく・正確に」動かす
STEP4:日常動作への転用
- 立ち上がる時の重心移動練習
- 長時間座る姿勢を維持するための椅子選定と座位調整
- ベッドからの起き上がり方(ねじらず安全に)
- 階段・段差での足の出し方練習
自律神経症状(POTS、疲労)に対しての対応
EDSには**起立性調節障害(POTS)**が合併するケースもあり、運動そのものがリスクになることもあります。以下のような対策が必要です。
- 初回〜数回は「座位〜寝た状態」でのトレーニング
- 貧血・立ちくらみ対策(食事・水分・塩分・弾性ストッキング)
- 無理な有酸素運動は禁忌、循環器と連携しながら進行
港区内でのEDSサポート事例(出張)
ケース①:30代女性|EDSクラシック型+POTS合併
- 問題:座位保持が困難、10分以上立つとふらつく
- 目標:最低限の生活動作の安定と筋力の再構築
対応:
- 呼吸トレーニング+背中の感覚統合から開始
- 週2回×30分の「短時間集中型」
- 2か月で立位時間15分→50分へ改善
ケース②:50代男性|EDSハイパーモビリティ型
- 問題:肩・膝の脱臼を繰り返す、階段が不安定
- 目標:仕事と家庭生活を維持できる筋持久力とフォームの安定
対応:
- ローテーターカフ+中臀筋活性エクササイズ
- 膝関節を守る正しいスクワット動作の徹底
- 「関節が動きすぎない」フォームの徹底で生活安定
港区で出張型のパーソナルトレーニングを受けるメリット
- 病院や施設で対応が難しいEDSに理解のある専門対応
- 通院の負担がなく、自宅で安心・継続可能
- ご家族も一緒に参加できるトレーニングで生活環境全体が改善
- 通院・入院・リハビリの合間を埋める医療と運動の中間支援
最後に:EDSの人生を支える「付き合い方としてのトレーニング」
エーラス・ダンロス症候群は治す病気ではなく、管理していく病気です。だからこそ、
- 「どうすれば楽に動けるか」
- 「どの筋肉を意識すれば関節が守られるか」
- 「無理のない範囲でどこまで活動できるか」
を共に模索しながら支えるトレーニングが重要です。
他にも港区出張リハビリパーソナルトレーニング、腰痛改善トレーニングというブログもございます。是非ご覧下さい。




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