渋谷区出張パーソナルトレーナーが勧める坐骨神経痛の方のトレーニング方法

坐骨神経痛は病名ではなく、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先までの神経経路に沿って痛みやしびれが出る症状の総称です。多くの場合、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが原因となり、坐骨神経を圧迫または刺激することで発症します。

症状は片側に出ることが多く、腰痛よりも下肢の痛み・しびれが主症状となります。長時間の立位・歩行・座位で悪化しやすく、日常生活や仕事のパフォーマンスに大きな支障をきたします。

医療機関での診断・治療と並行して、正しい運動によって筋肉の柔軟性と安定性を高めることが、症状緩和や再発予防に非常に重要です。


トレーニングを行う目的

坐骨神経痛に対する運動の目的は以下の通りです。

  1. 神経圧迫の軽減
    骨盤や腰椎の歪み、筋肉の過緊張を改善し、神経へのストレスを減らします。
  2. 腰・骨盤周囲の安定化
    体幹(特に腹横筋や多裂筋)を強化することで、腰椎の不安定性を防ぎます。
  3. 下肢筋力の回復
    痛みで活動量が減ると、太ももやお尻の筋力低下が進みます。これを防ぎ、歩行や立ち上がり動作を安定させます。
  4. 血流改善と回復促進
    適度な運動は腰や下肢の血流を促進し、回復スピードを高めます。

注意点

坐骨神経痛のトレーニングでは、「無理をしない」「痛みを増やさない」ことが大前提です。以下を守って行いましょう。

  • 動作中に鋭い痛みやしびれが強くなる場合は中止する
  • 息を止めず、呼吸を自然に続ける
  • 急な反動や勢いで行わない
  • 医師から運動制限の指示がある場合は従う

自宅でできる坐骨神経痛向けストレッチ&トレーニング

1. 梨状筋ストレッチ

目的:お尻の奥にある梨状筋の緊張を緩め、坐骨神経の圧迫を減らす。

方法

  1. 仰向けになり、膝を90度曲げる。
  2. 右足首を左膝の上に置く(数字の「4」の形)。
  3. 左ももを両手で抱え、胸の方へゆっくり引く。
  4. お尻の外側〜奥に伸び感が出る位置で20〜30秒キープ。
  5. 反対側も同様に。

ポイント:腰を丸めすぎず、肩や首の力は抜く。


2. ハムストリングスストレッチ

目的:太もも裏の柔軟性を高め、骨盤の後傾を防ぐ。

方法

  1. 仰向けで片足を天井方向に伸ばす。
  2. 両手で太もも裏を支え、膝を軽く曲げたまま足をゆっくり引く。
  3. 太もも裏に伸び感を感じたら20〜30秒キープ。

ポイント:腰が反らないように、背中は床につける。


3. キャット&カウ(脊柱の動き改善)

目的:腰椎と骨盤の可動性を回復させる。

方法

  1. 四つ這いになり、手は肩の真下、膝は股関節の真下。
  2. 息を吐きながら背中を丸め、骨盤を前に傾ける(キャット)。
  3. 息を吸いながら背中を反らせ、骨盤を後ろに傾ける(カウ)。
  4. 10回繰り返す。

ポイント:ゆっくり呼吸に合わせて動かす。反動を使わない。


4. ブリッジ(お尻・体幹強化)

目的:大殿筋・ハムストリングス・体幹を強化して腰部を安定させる。

方法

  1. 仰向けで膝を90度に曲げ、足は腰幅に開く。
  2. 息を吐きながらお尻をゆっくり持ち上げる。
  3. 肩〜膝が一直線になったら2〜3秒キープ。
  4. ゆっくり下ろす。
  5. 10〜15回×2〜3セット。

ポイント:腰ではなくお尻で持ち上げる意識。


5. バードドッグ(体幹・腰部安定)

目的:腹横筋、多裂筋、背筋をバランスよく鍛え、腰部の安定性を向上。

方法

  1. 四つ這いの姿勢から、右手と左足を同時に伸ばす。
  2. 背中と骨盤がぶれないように保つ。
  3. 2〜3秒キープしてゆっくり戻す。
  4. 反対側も同様に。
  5. 各10回×2セット。

ポイント:腰を反らせず、首はまっすぐ。


6. ヒップアブダクション(中殿筋強化)

目的:骨盤の左右安定性を高め、歩行時の負担軽減。

方法(横向き)

  1. 横向きで下側の膝を軽く曲げ、上側の足を伸ばす。
  2. 上の足をゆっくり持ち上げる。
  3. 2秒キープして下ろす。
  4. 10〜15回×2セット。

ポイント:腰をひねらず、お尻の横を意識する。


日常生活での工夫

トレーニング効果を最大限に引き出すためには、日常動作にも注意が必要です。

  • 長時間同じ姿勢を避ける:30〜60分ごとに立ち上がって軽くストレッチ。
  • 座る時は骨盤を立てる:背もたれに頼りすぎず、坐骨で座る意識。
  • 歩行時の姿勢:猫背にならず、軽く胸を張って歩く。
  • 冷え対策:腰やお尻周りを冷やさないようにする。

トレーニング継続のコツ

  • 最初から全てやろうとせず、2〜3種目から始める
  • 症状が軽い日に少しずつ負荷を増やす
  • 記録をつけて効果を確認する
  • 病院・専門家と連携しながら進める

まとめ

坐骨神経痛は、正しいトレーニングと生活習慣の見直しで改善が期待できる症状です。痛みの原因は人によって異なるため、医療機関での診断と安全な運動計画が不可欠です。
今回紹介したストレッチ・筋トレは、腰部と骨盤の安定性を高め、神経への圧迫を減らすことを目的としています。毎日の少しの積み重ねが、痛みの軽減と再発防止につながります。

他にも港区出張リハビリパーソナルトレーナーが勧める股関節トレーニング
というブログもございます。是非ご覧下さい。

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