世田谷区出張トレーナーが実践している脳梗塞・片麻痺のためのリハビリトレーニング
脳梗塞後の片麻痺に対するリハビリでは、単に筋力を鍛えるのではなく、「神経-筋の再教育(再学習)」が非常に重要です。
脳が損傷した後でも、使えていない筋肉や神経経路を「使えるようにする」アプローチを継続することで、少しずつ機能回復が見込めます。
今回に、実際に行っている出張パーソナルトレーニングの具体例を挙げていきたいと思います。
1. 歩行トレーニング(立位・移動の再獲得)
目的:安全に歩行を再獲得し、転倒を防ぐ
✅ 片麻痺側への荷重練習
- ついつい健側に体重が偏ってしまうので、意識的に麻痺側に荷重をかける練習を行います。
- 壁やバーを使って左右均等に立つ感覚を学びます。
✅ ステップ運動(麻痺側の足で)
- 踏み出す練習を安全な環境で反復。
- 初期はトレーナーが補助して、筋反応とタイミングを覚えさせます。
✅ 坂道・段差を想定した移動練習
- 日常生活に近づけた実践トレーニング。
- 外出を目指す方には、屋外シミュレーションも行います。
2. 上肢機能回復トレーニング
目的:手の使用を少しでも取り戻す、筋萎縮を防ぐ
✅ 他動→自動介助→自動運動のステップ練習
- 初期はトレーナーが動かしながら感覚を入れ、徐々に自分で動かす意識に切り替えます。
✅ グリップ強化&リリース訓練
- 握る・離すという基本動作を繰り返し練習。
- タオル・ボール・小物を使って、生活動作に直結する動きを再教育します。
✅ 鏡療法・イメージトレーニング
- 鏡を使って健側の動きを模倣し、脳内で「麻痺側も動いている」と錯覚させることで神経再接続を狙います。
3. 体幹・バランストレーニング(全身調整)
目的:姿勢制御力を高め、動作の安定性を取り戻す
✅ 座位バランス訓練
- 椅子やバランスボールを使い、体幹の左右差を補正。
- 骨盤と脊柱の動きを引き出して、安定した座位姿勢を学びます。
✅ 起立-着座訓練(スクワット動作のリハビリ応用)
- 椅子からの立ち上がり練習は、下肢筋力だけでなく全身の協調性を必要とします。
- ポジション・スピードを調整しながら反復します。
4. 関節可動域&柔軟性の改善アプローチ
目的:拘縮の予防と動作のなめらかさ向上
✅ PNFストレッチ(神経筋促通法)
- トレーナーが特定のパターンで筋を刺激しながら動かす手法。
- 麻痺側の反応を引き出す目的で実施します。
✅ 持続的ストレッチ(筋緊張の強い方向へ)
- 硬くなりがちな肩・肘・手首・足首のストレッチを低負荷・長時間で実施。
- 筋緊張の抑制と血流改善を狙います。
5. ADL(日常生活動作)トレーニング
目的:自立度を高め、「できる」動作を増やす
✅ ベッド上での寝返り・起き上がり訓練
- ベッド→車椅子、トイレへの移動など、現実的な動作改善に特化したトレーニング。
✅ トイレ・キッチンなど生活動線を使った練習
- 利用者のご自宅の動線を使い、実際の生活に合った形で訓練を行います。
- これが出張リハビリ最大の強みです。
まとめ
出張パーソナルトレーニングによる脳梗塞・片麻痺のリハビリは、ただの「運動」ではありません。
再び自分らしく生活する力を取り戻すための、本質的な再教育のプロセスです。
日々の積み重ねが、明日の「できた」につながります。

他にも、世田谷区で片麻痺リハビリなら|脳梗塞後の出張パーソナルトレーニングというブログもございますので是非ご覧下さい。


